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このブログは『知識の倉庫の整理』で投稿された記事の一部を投稿していくサブブログです。『知識の倉庫の整理』では経理やVBA、中小企業診断士、自分の考え等に関する記事を更新しています。 https://www.chishikinosoukonoseiri.com

2022-10-21から1日間の記事一覧

IT企業やメーカーの大企業で経理として働くには英語や国際取引、日商簿記1級などの知識が必要

これまで正社員、派遣社員の経理として何社か働いてきました。その中で気づいたのは「ITやメーカーの大企業で経理として働くには英語や国際取引、日商簿記1級などの知識が必要」であるということです。 ちょっと考えればわかるかもしれないのですが、実際に…

中小企業診断士を目指した理由ときっかけについて

なぜ自分が中小企業診断士の資格を取ろうと思ったのか。それは、「自由な生き方がしたかったから」です。 多くの人は高校、もしくは大学卒業後にどこかの企業に就職して仕事をするでしょう。就職した先で仕事を覚えていく必要があるわけですが、誰でも何らか…

なぜクラスター分析などの統計学や手法について叫ばれるようになったのか━その時代背景は何なのか

昨今は本屋などに「統計学」について本が多くなってきた印象があります。他にも中小企業診断士の経営情報システムという科目に統計学についての記述があります。 自分は以前から不思議に思っていました。 「なぜ統計学なのか」と。 統計学というと「一部の専…

中小企業診断士試験に落ちてからの心の切替と「マーケット感覚」について

中小企業診断士の2次試験の結果発表がされてから早数日。自分はここまで診断士の2次試験を勉強してきたわけですが、以下の過去記事にも書きましたが、「不合格」となりました。 平成28年度中小企業診断士2次試験は不合格という結果となりました – 知識の倉庫…

定年退職した人の気持ちの理解と非競争的な生活やコミュニティについて

最近はなんとなく虚脱感というか不安感というか、「この先どうしようか。」といった感覚に襲われています。 自分はこの数年間は中小企業診断士の試験勉強に注力してきました。そして来る今月の9日に2次試験の結果を確認したのですが、あえなく「不合格」とい…

派遣社員として働くことのメリット━「逃げることができる」ということ

今の社会は多くの人が悩みを抱えています。それは上司との関係であったり、長時間労働であったり、家族との関係であったりと、人の悩みというのは尽きないものです。 以前の自分は街の中の歩いている人々を見ていると、とても楽しそうというか自分だけが不幸…

紙の精算書からx-pointのワークフローに変わって思う経費精算の機械化と働き方の変化

ここまで何社かの企業で経理として働いてきましたが、経理の仕事は基本的な部分では共通しています。ですが、エクセルで集計するのか、それとも会計ソフトを使って集計するのか。 紙を使って精算するのか、それとも専用のシステムを使って精算するのか。 手…

平成28年度中小企業診断士2次試験は不合格という結果となりました

「あぁ、ダメだったか・・・」 今日は中小企業診断士2次試験の結果が発表される日でした。10時から中小企業診断士のホームページから発表されるということで、10時前から首を長くして待っていました。まだかまだか、と。 自分としては去年とは違って多少なり…

「低生産性社会」から「高生産性社会」へシフトしていくという発想について

最近はちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 』という本を読んでいました。 この本はつい最近発売されたものです。中古に出回ってから安く買えるようになるまではとても待ちきれないので、すぐ購入しま…

中小企業診断士と簿記1級の試験内容の重なる部分について

今日は簿記1級の本を買う予定は全くありませんでした。今日は日曜日で、最初はブックオフへJavaの入門っぽい本でも買おうと思って出かけたのです。 今後生きるための糧としてプログラミング言語の勉強は必要ではないかと思っていました。他にもプログラミン…

10年経ってからの一時的な休息期間に思うこと━なぜ好きなことをやれと言われるようになったのか

10月23日に中小企業診断士の2次試験を受けてから、今日で約1ヶ月程になります。この試験結果が12月の9日に発表される予定なのですが、日々の行動がなんとなくというか「上の空」です。 仕事以外で1日全く本を読まない日というのは、この10年であまりなかった…

知識資本主義で生き抜くには自立型コントラクターとして「知識の時給自足」が必要

最近アラン バートン=ジョーンズの『知識資本主義―ビジネス、就労、学習の意味が根本から変わる 』の次の文章を読んでなるほどと感心した部分があります。それが次の文章です。 p.208 図7-1に示されているように自立型コントラクターの知識は、依存型コント…

財団法人で働いて気付いた非営利組織の裾野の広さと大学生の公務員志望の理由

このブログでは、自分が以前外資の会社で経理の派遣社員として働いてみたが、以下のように失敗したといった感じの記事を書きました。 派遣契約と休業補償 - 一度契約したら簡単には中途解除できません – 知識の倉庫の整理 安易な心構えで外国資本企業に派遣…

派遣社員として働きながら中小企業診断士試験に挑戦するうえで大変だったこと

今回は以下の過去記事の続きです。 準備した設計図による2016年度中小企業診断士2次試験を受けての手応え – 知識の倉庫の整理 試験が終わり、仕事も一段落ついたので今はだいぶ落ち着いています。今みたいな状態だからですが「諦めずによくここまでやってこ…

なぜスピード経営は重要なのか━ファーストムーバー・トップシェアの法則

中小企業診断士2次試験を受ける少し前にとある疑問を持った時がありました。それは、 「なぜ権限委譲は重要なのか?」 例えば社長に権限が集中していたとして、それを下の層の人間に権限委譲することによって意思決定が迅速化され、売上や利益を上げられるよ…

ペッパーやワトソン、FIELD systemのロボット同士の会話の未来

以前通勤時間に電車内のテレビ画面に映る広告で印象に残るものがありました。 その内容は、あのソフトバンクのPepperがアメリカのIBMが開発した「ワトソン」と会話をしている、というものです。 「あぁそうか、近い将来はもうロボットとロボットが会話をして…

ポスト資本主義社会の先の知識社会への移行は知識生産性革命が必要ではないか

他国と比べて日本のホワイトカラーの生産性は著しく低いという話があります。最近では労働時間規制の適用除外制度、いわゆる「残業代ゼロ」制度が含まれる法案が既に国会に提出されているようです。 現在の日本の競争力という観点から、どうしてもこういった…

派遣社員でも経理として財団法人で働けたということと、そこで得た気づきについて

「やっと終わった・・・。」 ここ数ヶ月はとある財団法人で派遣社員として働いており、10月末で契約が満了しました。この数ヶ月という非常に暑い時期に、片道2時間かかる通勤は非常にきつかったです・・・。 ですから、この時間帯に記事を書くことができてい…

正社員という働き方は「定額制」という見方━アズアサービスモデル

以前ツイッターで以下のようなツイートを発見して、リツイートしました。 リツイート先の内容は 先生「毎月定額料払えば使い放題なものはなーんだ?」たかしくん「正社員」 という風になっていまして、「はっ」とさせられリツイートしました。 正社員という…

準備した設計図による2016年度中小企業診断士2次試験を受けての手応え

お疲れ様です。10月23日の日曜日に中小企業診断士2次試験を受けてきました。とりあえず無事何事もなく4事例終えられて良かったです。 今日まで試験勉強のためになかなか更新できませんでしたが、しばらくはもう中小企業診断士の勉強は手につかなそうです。 …

診断士2次試験の事例Ⅳを過去12年分やって気づいたこと

今は来月の10月23日に向けて試験勉強に励んでいます。前回は以下の過去記事を書きました。 TACの2016年度中小企業診断士2次公開模試を受けて気づいた点と今後の課題 – 知識の倉庫の整理 今後の課題は、というか今までずっと事例Ⅳの「財務・会計」は自分にと…

TACの2016年度中小企業診断士2次公開模試を受けて気づいた点と今後の課題

先日の9月4日にTACの2016年度中小企業診断士2次公開模試を受けてきました。 実は以下の過去記事において模試は2015年度の5月に受けており、今回はこれで2回目になります。 2015年度中小企業診断士TAC2次試験模試 – 知識の倉庫の整理 以前受けた模試から約1年…

「営業面」と「生産面」という視点から事例企業を診るという発想━中小企業診断士2次試験の捉え方

今回は以下の記事の続きという感じです。 「切り口」という多面的視点から考える中小企業診断士2次試験について – 知識の倉庫の整理 以前から中小企業診断士の勉強を続けており、昨年からずっと2次試験の解き方がいまひとつわからないという状態が続いていま…

ROTデータであるダークデータの存在とその有効活用について

最近電車内の広告から「ダークデータ」なる言葉を目にしました。初めて目にするその言葉から「どういったデータなんだろう」と頭から離れずにいました。 昨今「ビッグデータ」というものが注目されていますが、必ずしもそれが全て有効活用されているわけでは…

なぜIT業界は長時間労働、激務なのか━労働集約型産業の問題点

「下請け」というとどんなイメージがあるでしょうか? 下請けとは元請から仕事を引き受けること、というのが辞書的な意味になりますが、下請けというと建設業界やIT業界をイメージする人もいるかもしれません。 一般的に「3K職場」と言われたり、とにかく仕…