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なぜIT業界は長時間労働、激務なのか━労働集約型産業の問題点

「下請け」というとどんなイメージがあるでしょうか?

 

下請けとは元請から仕事を引き受けること、というのが辞書的な意味になりますが、下請けというと建設業界やIT業界をイメージする人もいるかもしれません。

 

一般的に「3K職場」と言われたり、とにかく仕事がきつく長時間、元請からも理不尽な要求を度々されるなど、あまり良いイメージはないかもしれないですね。

 

今回はIT業界における企業で働く人が、なぜ長時間労働、激務になるのか、という点において、以前から考えていたことを書いていってみます。

下請代金支払遅延等防止法」からわかる現実

日本には下請代金支払遅延等防止法なんて法律もあります。この法律は親事業者と下請事業者との間における取引において、下請事業者を保護するものになっています。

 

例えば親事業者が下請事業者に仕事を発注した時など、下請事業者が不利になるような料金設定や、親事業者が下請事業者への支払いを遅らせたりすることを禁止するものです。

 

日本には「火のない所に煙は立たない」という言葉もあるように、何の根拠もなくそのものが存在するということは少ないです。

 

下請代金支払遅延等防止法」という法律があるくらいですから、現実問題として以前から上の人間が下の人間に対して、頻繁に理不尽な要求をしていたということでしょう。

 

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