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このブログは『知識の倉庫の整理』で投稿された記事の一部を投稿していくサブブログです。『知識の倉庫の整理』では経理やVBA、中小企業診断士、自分の考え等に関する記事を更新しています。 https://www.chishikinosoukonoseiri.com

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「切り口」という多面的視点から考える中小企業診断士2次試験について

最近になってから本格的に中小企業診断士の2次試験の勉強を再開するようになりました。 それまでは「どうすれば2次試験の過去問ができるようになるのか」ということについて頭を悩ませてきました。 というのも2015年度は過去7年分ぐらいを4~5周ぐらいやって…

CRMを生かす営業の自動化支援システムの有効性とその背景にあるナレッジマネジメントという考え方について

今回は以下の過去記事の続きです。 CRMという技術や概念が出てきた理由は意向情報より行動情報(購買履歴)の方が重要だから – 知識の倉庫の整理 過去記事ではCRMを有効に活用するには、収集した顧客データを各部署ごとに共通するコードで採番すると望ましい…

「検索」「決済」と本屋を比較して思う情報空間の利便性について

インターネットという技術が生まれるようになると、人間によってそこに膨大な情報が生み出されていきます。 そしてグーグルクロームやインターネットエクスプローラーなどのブラウザというソフトから膨大な情報の中から意図した情報を見つけるために「検索」…

CRMという技術や概念が出てきた理由は意向情報より行動情報(購買履歴)の方が重要だから

今回の記事のタイトルは「CRMという技術や概念が出てきた理由は意向情報より行動情報(購買履歴)の方が重要だから」です。 CRMとかマーケティングといった言葉は昨今よく耳にする言葉になってきましたが、「火のない所に煙は立たない」という言葉があるよう…

能力や結果を親に依存しないように弱者の兵法で「勝てる分野で勝つ」という発想

「どうすれば競争を回避できるのか」 「どうすれば少ない労力で勝てるようになるのか」 「弱者が強者に勝つにはどうすればいいのか」 自分は今までの人生で常に劣勢に立たされてきました。というか有利な立場になったという記憶があまりないほどです。ですか…

企業内で経営効率化のための中間管理職に対するディスインターミディエーション(中抜き)という動き

今後、というか以前からですが、企業内でもディスインターミディエーションが発生していくと思われます。前回の記事では以下のようなことを書きました。 トランスボーダー社会は21世紀のパノプティコンやマッチングモデルを可能にする – 知識の倉庫の整理 技…

トランスボーダー社会は21世紀のパノプティコンやマッチングモデルを可能にする

今回の記事のタイトルは「トランスボーダー社会は原因と結果を時間的・空間的に近接させていく」としました。 これはどういうことかというと、インターネットやその他の技術の進歩によって、良いことも悪いことも今までとは比べ物にならないくらいのスピード…

NAOqi(ナオキ) OSを搭載した感情認識ロボットペッパーに派遣会社の受付で対応してもらって思うこと

通常、病院とかオフィスとか受付業務というと人間が対応するものですが、今の時代には「ロボット」が対応する所もあります。 先日とある派遣会社の受付でペッパー君に対応してもらいました。ペッパー君というのは、あのソフトバンクが開発した人型ロボットで…

今後個人が生き延びていくには情報製造業やゲシュタルトメーカーという発想が必要ではないだろうか

近年の日本は、シャープに対する鴻海精密工業からの買収受け入れ案の是非、ここ数年のソニーや東芝のリストラ、他の企業などの経営状態を見ると、あまり良いニュースを見ることができません。 これらの情報だけを見ると「日本のものづくり」に対する力や期待…

Uberの相互評価システムはタクシー業界の旧態依然とした既存の慣習に置き換わる可能性がある

昨今「Uber」という言葉を目にするようになりました。どうやら一般人でもタクシー業務ができるようになるようです。 以前からUberというものがあるらしいということは知っていました。自動運転車や人工知能とUberのやり方について思うところがあるので、書い…

なぜ安部首相は「一億総活躍社会」と言うようになったのか

昨今政府の方針やニュースから「一億総活躍社会」という言葉を目にするようになりました。 なぜ政府はこのような言葉を使うようになったのか、その背景はどういったものなのか、自分なりに考えたことを書いていってみます。 一億総活躍社会とは 一億総活躍社…

電車で「急病人の救護」のアナウンスが頻繁に流れる日本はもっと休む必要がある

人間というのはいつも調子がよかったり、体調が良かったりするものではなく、時には風邪になったり怪我をしたりするものです。 そういう時というのは、素直に休めばいいと思うのです。 ですが、日本人の価値観として「多少の風邪ぐらいで何で休むの?」とか…

外国資本企業含む許可事業所数(一般・特定)約8万社の派遣会社と、派遣会社ごとの得意分野について

なぜ今回「外国資本企業含む約8万社の派遣会社と、派遣会社ごとの得意分野について」というタイトルの記事にしたかというと、最近次の仕事先を探すために派遣会社で応募を始めたからです。 それで、自分の希望する仕事先ってもっとないのかなと調べてみると…

集中特訓財務・会計計算問題集と意思決定会計講義ノートの違い━ライフサイクル・コスティングという事例

以前中小企業診断士の2試験に向けて勉強した時に、いつくかの過去問に記載されていた経験者が次のような問題集を使っていることがわかりました。 「意思決定会計講義ノート 」 さっそく意思決定会計講義ノートについて調べてみると公認会計士用の問題集らし…

周りの人のブログの脚注やHTML・CSSといったレベルがどんどん上がっている気がする

このブログを続けて1年ほどになりますが、最近いろいろと気付くようになりました。何に気付いたのかというと、読者登録している人のブログのレベルが上がっていると感じています。 いや、明確に上がっています。 今回の記事ではそのことについて書いていっ…

企業の成長には権限委譲か?それとも権限集中か?

いろんな企業の本を読んだり、実際の事例を見てみると、「現場にこのように権限を委譲したから上手くいった」とか、 「あまりに権限を分散させすぎてコントロールが利かなくなってしまったので、本社に権限を集中させるようにした」といった言葉をよく目にし…

顧客関係管理(CRM)や情的資本の重要性の認識

ここ1ヶ月は新しい会社での引継ぎなど慌しさがありました。ですが、その中でなるべく時間を確保して「企業の成長に関する本」を読むようにしていました。 ここまで何冊か読んできたのですが、自分の中で何らかの共通点が見えてくるようになってきたので、今…

異業種や顧客の知恵を活用し購買のエージェントから共創のパートナーになっていく必要がある

物事には周期があると言われています。例えば「四季」というものがあります。春・夏・秋・冬のあれです。 時間が経つごとに一定の間隔でぐるぐる回っていくイメージでしょうか。 ですが、もっと長いスパンで物事を見てみると、一見すると同じように変化して…

現在の知識や技術は20代と30代・40代の間で断絶しており学び続ける重要性が増している

最近の自分がしている仕事と、以下の記事で思うことがあったので20代、30代、40代の人たちがしている仕事や価値観について書いていってみます。 各世代ごとの仕事の断絶 マツコ・デラックス断言「体育会系社員は30代で終わる」説を人事部長に聞いてみ…

顧客関係管理(CRM)や情的資本の重要性の認識

ここ1ヶ月は新しい会社での引継ぎなど慌しさがありました。ですが、その中でなるべく時間を確保して「企業の成長に関する本」を読むようにしていました。 ここまで何冊か読んできたのですが、自分の中で何らかの共通点が見えてくるようになってきたので、今…

派遣契約と休業補償 - 一度契約したら簡単には中途解除できません

今回の記事のタイトルは「派遣契約と休業補償 - 一度契約したら簡単には中途解除できない」です。 どんな契約や仕事でもそうですが、一度契約したら、その契約を解除するということは難しいです。当たり前といえば当たり前なのですが。 今回はそのことにつ…

安易な心構えで外国資本企業に派遣社員の経理として入ってはいけない

今の企業に経理の派遣として入って、約1ヶ月が経ちますが、あまりのスピード感と量に圧倒されて、2週間で後任を探してもらうようお願いしてしまいました。 そもそも、仕事先がまさか外国資本企業、世間一般では「外資系企業」と言われたりしますが、まさか…

弥生会計、勘定奉行、JDEなどの会計ソフトの操作性の違いについて

何の因果か、普通の日本企業かと思って入った企業が実は外資系企業だったという記事を書きました。 「その案件は外資系の企業ですか?」━派遣社員が仕事先を選ぶ時の注意点 – 知識の倉庫の整理 もう2016年の4月も終わろうとしていますが、よく辞めずに…

「その案件は外資系の企業ですか?」━派遣社員が仕事先を選ぶ時の注意点

最近はなかなか更新できなかったのですが、その理由は4月から新しく仕事先が決まり、そこでの引継ぎなどがあって慌しかったためです。 以前は以下の過去記事で5社目の勤め先が短期間で契約したといったことを書きました。 20代で5社目の会社に2週間働いて気…

デル株式会社は職務のセグメンテーションや将来構想で成長してきた

今回は以下の過去記事の続きです。 デル株式会社の成長過程には受注生産方式や30日間返金保証、WWW.DELL.COM等がある – 知識の倉庫の整理 デル株式会社は創立から2000年ぐらいまでは急速に成長してきました。今回はデルの「組織・人事」の面に焦点をあてて…

デル株式会社の成長過程には受注生産方式や30日間返金保証、WWW.DELL.COM等がある

今回は以下の過去記事の続きです。 『デルの革命―「ダイレクト」戦略で産業を変える』における中間業者を排除することのメリット – 知識の倉庫の整理 前回はデル株式会社がどうやってできたのかという、多くの人にとってパソコンで馴染みがある企業について…

『デルの革命―「ダイレクト」戦略で産業を変える』における中間業者を排除することのメリット

マイケル・デルという人物とデル株式会社について p.9 私は高校の卒業資格を郵便で取り寄せようとした。その時私は、まだ小学校三年生だった。 きっかけは、雑誌の裏表紙に載っていた広告である。そこには「簡単な試験に合格するだけで、高卒の資格が取れ…

メンタルモデルやD.マグレガーのX理論・Y理論において人間の心理は物事の結果によってどう変わるのか?

今回は以下の過去記事の続きです。 『システム・シンキング入門』を読んでみて━因果ループ図という発想 – 知識の倉庫の整理 システム・シンキングという考え方には、目に見える現象や、そのパターン、構造が関わっていると書きました。そのことについてもう…

『システム・シンキング入門』を読んでみて━因果ループ図という発想

インターネットによって多くの人が、数多くの情報やデータに触れられるようになりました。例えば総務省の毎年の日本の経済状況の統計であるとか、EDINETなどの企業の財務情報も今では誰でも手軽に見ることも出来ます。 もっと一般的な視点で見れば、日々の天…

天外伺朗さんの『運命の法則』にある「トータルつき量一定の法則」は悩みや不安がある時の心の支えになる

誰でも悩みや不安はあると思います。例えば 大学受験のための勉強 就職活動の進捗具合 仕事などの人生の岐路 など、人の悩みや不安は数え上げたらキリがありません。かくいう自分もこのまま試験勉強を続けて合格できるのか、仮に合格できたとしてもその後の…