昨今政府の方針やニュースから「一億総活躍社会」という言葉を目にするようになりました。
なぜ政府はこのような言葉を使うようになったのか、その背景はどういったものなのか、自分なりに考えたことを書いていってみます。
一億総活躍社会とは
一億総活躍社会とは、首相官邸のホームページには次のように書かれています。
若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂され活躍できる社会
一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会
強い経済の実現に向けた取組を通じて得られる成長の果実によって、子育て支援や社会保障の基盤を強化し、それが更に経済を強くするという『成長と分配の好循環』を生み出していく新たな経済社会システム
言葉だけをみると理想的な社会をイメージしますが、もう少し具体的にどうなのか、といったことが気になります。