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このブログは『知識の倉庫の整理』で投稿された記事の一部を投稿していくサブブログです。『知識の倉庫の整理』では経理やVBA、中小企業診断士、自分の考え等に関する記事を更新しています。 https://www.chishikinosoukonoseiri.com

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

年次経済財政報告の調整コストを加味した構造調整のおける自動運転車とタクシー業界の問題

造調整について 構造調整とは 「生産性の低い分野から、生産性の高い分野に資源(資金、労働力等)を移転させることを意味する。 この移転は摩擦なく行われることが望ましいが、実際には低生産性部門から解放された資源が、高生産性部門に吸収されるまでには…

女性正社員の平均時給1545.36円━(民間給与実態統計調査平成25年分)

前回の記事では男性の正社員の平均時給は現実的な視点から見ると実際どれくらいなのか、というのを調べてみました。 以下が前回の男性の正社員の平均時給について書いた過去記事です。 男性正社員の平均時給1646.97円━(民間給与実態統計調査平成25年分) – …

男性正社員の平均時給1646.97円━(民間給与実態統計調査平成25年分)

今回は「男性」の「正社員」の「平均時給」はどれくらいかについて書いていきます。 前回は派遣社員を経験するようになってから「時給」について意識するようになったという記事を書きました。それがきっかけで、今回の記事名について考えるようになりました…

1年派遣社員をやっての気づきは時給換算という見方と民間給与実態統計調査における正社員の時給

この記事の2つ前の記事では資格試験のために派遣社員をしていたという内容がありました。その経験から気づいたことがいくつかありますが、その中で「時給」というものがあります。 今回は、この時給というのものについて気づいたことを書いていってみます。 …

コンサルタントが売っているものは問題解決手法を通した論理ツリー等という見方

中小企業診断士2次試験が終わって、もう数日が経ちますが精神的に少しずつ立ち直りつつあります。 ですが、やはり心の中はモヤモヤした感じが残っています。 もっとこうしておけば良かったと思うこと 「あの時なんでもっとこういう風に書いておかなかったの…

2015年度中小企業診断士1次試験にボーダーラインぎりぎりで合格できました。

今回は6月以来の久しぶりの投稿になります。今まで中小企業診断士の試験勉強のため、ブログの投稿がおろそかになってしまいましたが今は時間があるのでいろいろ書いていこうかと思います。 中小企業診断士1次試験合格 2014年の7月頃から診断士の勉強を始めて…

エクサスケールコンピュータ「睡蓮」と前特異点による新しい社会インフラ

今回は以下の前回の記事の続きからです。 「エクサスケールの衝撃」と「睡蓮」 – 知識の倉庫の整理 前特異点と技術的特異点 タイトルの前特異点とは2030年前後のことを指しています。 ちなみに技術的特異点(シンギュラリティー)※1というものがあり、これが…

「エクサスケールの衝撃」と「睡蓮」

「『衣』『食』『住』がフリーになる。しかも最低水準ということではなくてかなりの高い水準において質にも、量にも満足することができる。それは現世人類が、そしてすべての生物種が有史以来、永らく待ち望んでいたものである。」 『エクサスケールの衝撃 …

ウィリアム・ペティの『政治算術』におけるペティクラークの法則の労働者階級

今回の記事の題名は「ペティ・クラークの法則から見る労働者階級」ですが、下記の記事の続きといった感じです。 職業を貴賎や並列的に見るのではなく階層的に見るという概念 – 知識の倉庫の整理 自分の生きている世界には、自分と他人との間に、特に職業とか…

freeeやトレードシフトによって会計事務員30万人の雇用が失われる可能性がある

前回は新たな技術の発展によって良い面、悪い面があるといったことを書きました。 今回は現在進んでいる技術革新の現実的な問題として、自分が感じていること、今でも起こっていることを書いていこうかと思います。 技術革新によって人間の仕事はなくなって…

インダストリー4.0によってFDM方式を利用した3DCAD、3DCGデータを元に立体を造形できるようになる

今回は前回の続きです。以下が前回の記事になります。 第4次産業革命による考える工場でマスカスタマイゼーションが実現する – 知識の倉庫の整理 「まるわかりインダストリー4.0 第4次産業革命」という本では次世代のプリンタである「3Dプリンタ」についても…

第4次産業革命による考える工場でマスカスタマイゼーションが実現する

たまには最近のことも書いてみます 今後の新しい経済システムとか、新技術とか、そういったものに興味がありまして今後そう遠くないうちに広く使われるようになるだろうと言われている技術に「人工知能」とか「量子コンピュータ」、「核融合エネルギー」など…

職業を貴賎や並列的に見るのではなく階層的に見るという概念

前々回は最後の方で、経理職も世界の会計基準への統一で競争が厳しくなるだろう、ということを書きました。それは他の職種でも言えると感じています。 そのことについて以前から考えていたことを書いていってみます。 外食産業の場合 例えば外食産業の企業を…

2015年度中小企業診断士TAC2次試験模試

今月の5月2日にTACの中小企業診断士の2次試験の模試に行ってまいりました。 2次試験の流れや実際にどういったものか慣れること 事前に下見には行っていたので、20分ぐらい前には机に座ることができ、試験時間まで勉強しながら待っていました。 この試験の自…

ロボットソーシングから見る社会階層の移行の必要性

最近はソニーやシャープがこの好景気(と言われている)にもかかわらずなかなか良い結果を出せずにいます。 従業員を減らした500社ランキング 他にも東洋経済ONLINEの 今度は「従業員を減らした500社」ランキング | 企業ランキング | 東洋経済オンライン | 経…

格差が大きくなっているのではなく、日本と世界との格差が小さくなっている

ここまでの以下の過去記事からITによって世界がつながってしまった、という内容の記事を書きました。 ITによる経済構造の変化と知識社会への移行 – 知識の倉庫の整理 ITアウトソーシングは簡単に国境を越えてしまう – 知識の倉庫の整理 最近の日本では「格…

ITは代替可能な労働力を生み出し知識社会への移行を促進した

昨今、「工業社会から情報社会、さらには知識社会に移行している」なんて本やインターネットで見かけたりしますが、以前の自分にはまさか「社会が進化している」なんて発想は皆無でした。 今回の記事では、この「社会が進化している」という発想について書い…

ITアウトソーシングは簡単に国境を越えてしまう

前回は、なぜそこまでして安い労働力や新たな市場のために、企業は工場を海外に移転させるのか、という疑問で終わりました。以下が前回の記事になります。 物を安く買える理由は産業空洞化にあり、解決策は産業の高付加価値化にある – 知識の倉庫の整理 外国…

物を安く買える理由は産業空洞化にあり、解決策は産業の高付加価値化にある

前回は、以下の過去記事から企業の工場の海外移転と外国の安い労働力が自分の頭の中でつながったという感じのことを書きました。 企業が生産拠点を海外へ移転する理由は安価な賃金や土地代、新市場が考えられる – 知識の倉庫の整理 今回はこのことで考えてい…

海外への生産拠点の移転は安い人件費と土地代が目的という見方

前回は、昔の無知な自分が企業の工場の海外移転と、日本と外国との賃金格差について書きました。以下が前回の記事になります。 なぜ企業は海外に工場を移転するんだろうか? – 知識の倉庫の整理 今回は自分が大学時代、新聞奨学生をしていた時にいろいろと考…

企業が生産拠点を海外へ移転する理由は安価な賃金や土地代、新市場が考えられる

前回は「企業側はこういうことをせざるを得ない」何かがあるのではないか?ということを書きました。以下が前回の記事になります。 正規社員の解雇規制緩和論において長時間労働の原因は被雇用者の過剰保護と価格競争が考えられる – 知識の倉庫の整理 「企業…

正規社員の解雇規制緩和論において長時間労働の原因は被雇用者の過剰保護と価格競争が考えられる

前回の記事では長時間労働、サービス残業の問題について書きました。以下が前回の記事になります。 なぜサービス残業、長時間労働が発生するのか – 知識の倉庫の整理 サービス残業した場合の実質の時給 多くの人はこの問題に対して、企業側はけしからん、ち…

4時間仮眠で有給も取れず長時間サービス残業激務では鬱病患者が増加しても無理はない

以前からこの件は長い間問題になっています。昨今うつ病の患者が増加している、とか有給休暇が取れないとか、終電までいつも仕事をしていた、という話をよく耳にしていました。ですが、最近は電通の事件から世の中の流れはだいぶ変わってきました。ようやく…