知識の倉庫の整理 分館

このブログは『知識の倉庫の整理』で投稿された記事の一部を投稿していくサブブログです。『知識の倉庫の整理』では経理やVBA、中小企業診断士、自分の考え等に関する記事を更新しています。 https://www.chishikinosoukonoseiri.com

2022-07-22から1日間の記事一覧

『ザ・ゴール』からわかる組織が変化に抵抗する5つのパターン

組織とは、例えば企業の組織では、何か新しい制度を導入しようとか、新しいことをやろう、と言うと何かと抵抗があるものです。 これはいいがあれは変えては駄目だとか、その組織に在籍する人間からはいろいろと理由をけられては結局新しいことを始めようとし…

市場を独占していたレアアース問題は5フォースモデルにおいて代替品の脅威に曝された

以前中国がレアアースの輸出を制限した時がありました。一時レアアースの市場価格が高騰しましたが、日本の企業が代替技術を開発して、レアアースに対する依存度を下げたという出来事です。この問題について自分が考えたことを書いていきます。 レアアース代…

NTT鵜浦博夫社長と安部首相の対談でモバイル端末の料金引下げを政府が促進する理由はIoTが関係

少し前から以下のような記事を見かけるようになりました。 ドコモの携帯料金引き下げ案 ドコモ、安倍首相の携帯料金引き下げ案に前向き – iPhone Mania 安部首相が携帯料金の引き下げを命じたことに対して、NTTが携帯料金を引き下げる検討に入ったことが明ら…

キュレーションとインターネットがもたらす既存メディアの権威の失墜と権力の移行

この世界には「諸行無常」といった言葉があります。その意味は、この世に存在するものは、全て同じ状態のものはなく変わっていく、というものです。それは人間の世界における「権力」がわかりやすい例でしょう。 前回はヨーロッパの領主と農民においてパワー…

米国の未来学者アルビン=トフラーのパワーシフトとは「未来とは本来、支配者たちがその支配を失うこと」である

今回の記事名は「未来とは本来、支配者たちがその支配を失うこと」という名前にしましたが、これは『キュレーション 収集し、選別し、編集し、共有する技術(著スティーブン・ローゼンバウム)』の中にあった一文です。すごく良い言葉だなと思ったので取り上…

主要税目の税収(一般会計分)の推移において少子高齢化が非正規社員の増加の原因のひとつ

ここ最近は、日本の人口の減少による人手不足が問題になっています。そのため正社員など一人当たりの労働時間が延びている、また、それによる疲労や鬱病で会社を辞める人も存在します。 前回は、以下の過去記事からなぜ今まで日本の労働者の平均労働時間が実…

消費税と社会保険料によって非正規増加の圧力が高くなる

ここ数年は消費税が8%から10%への移行について、それを実施するのかそれとも延長するのかといった議論がされ続けています。また、社会保険料の料率も年々増加していっており、会社員として働く人々や企業側も負担が大きくなっています。 そのような中で、…

新しい最先端技術や最新鋭の技術には新しい規則やレギュレーションが必要

なるほどなぁと思ったことがあったので今回取り上げてみました。 「新しい最先端技術や最新鋭の技術には新しい規則やレギュレーションが必要」という考え方です。 以下の過去の記事では新しいテクノロジーとして「自動運転車」と「人工知能」を取り上げまし…

『チェンジ・ザ・ルール』からわかる「先駆的、新奇的、型破りな考え方」という競争優位性

今回は以下の記事の話の続きです。なるほど、「考え方」というものが「競争優位性」を持つなんて発想が自分には今までなかったので取り上げてみました。 新しい最先端技術や最新鋭の技術には新しい規則やレギュレーションが必要 – 知識の倉庫の整理 上記の記…

音声認識や画像認識等の大人の人工知能と動作やモーション等の子どもの人工知能という分類

現在の世界において、まだ人間と同等レベルの意識や感覚を持った人工知能というのは開発されていません。 何らかの専門分野に特化した人工知能は多く開発されています。ですが人工知能を次のように分類した見方の発想は、今までの自分にはありませんでした。…

「コンフィギュレーション」「コスト削減」「純利益」━階層ごとに異なる言葉

国によって言語の違いとか、文化の違いというのがあるのはわかります。ですが、人間の日々の生活における階層や仕事における階層ごとに言葉や認識が異なる、という発想は今までの自分にはありませんでした。 しかし『チェンジ・ザ・ルール』という本を読むこ…

年次経済財政報告の調整コストを加味した構造調整のおける自動運転車とタクシー業界の問題

造調整について 構造調整とは 「生産性の低い分野から、生産性の高い分野に資源(資金、労働力等)を移転させることを意味する。 この移転は摩擦なく行われることが望ましいが、実際には低生産性部門から解放された資源が、高生産性部門に吸収されるまでには…

女性正社員の平均時給1545.36円━(民間給与実態統計調査平成25年分)

前回の記事では男性の正社員の平均時給は現実的な視点から見ると実際どれくらいなのか、というのを調べてみました。 以下が前回の男性の正社員の平均時給について書いた過去記事です。 男性正社員の平均時給1646.97円━(民間給与実態統計調査平成25年分) – …

男性正社員の平均時給1646.97円━(民間給与実態統計調査平成25年分)

今回は「男性」の「正社員」の「平均時給」はどれくらいかについて書いていきます。 前回は派遣社員を経験するようになってから「時給」について意識するようになったという記事を書きました。それがきっかけで、今回の記事名について考えるようになりました…

1年派遣社員をやっての気づきは時給換算という見方と民間給与実態統計調査における正社員の時給

この記事の2つ前の記事では資格試験のために派遣社員をしていたという内容がありました。その経験から気づいたことがいくつかありますが、その中で「時給」というものがあります。 今回は、この時給というのものについて気づいたことを書いていってみます。 …

コンサルタントが売っているものは問題解決手法を通した論理ツリー等という見方

中小企業診断士2次試験が終わって、もう数日が経ちますが精神的に少しずつ立ち直りつつあります。 ですが、やはり心の中はモヤモヤした感じが残っています。 もっとこうしておけば良かったと思うこと 「あの時なんでもっとこういう風に書いておかなかったの…

2015年度中小企業診断士1次試験にボーダーラインぎりぎりで合格できました。

今回は6月以来の久しぶりの投稿になります。今まで中小企業診断士の試験勉強のため、ブログの投稿がおろそかになってしまいましたが今は時間があるのでいろいろ書いていこうかと思います。 中小企業診断士1次試験合格 2014年の7月頃から診断士の勉強を始めて…

エクサスケールコンピュータ「睡蓮」と前特異点による新しい社会インフラ

今回は以下の前回の記事の続きからです。 「エクサスケールの衝撃」と「睡蓮」 – 知識の倉庫の整理 前特異点と技術的特異点 タイトルの前特異点とは2030年前後のことを指しています。 ちなみに技術的特異点(シンギュラリティー)※1というものがあり、これが…