以前中国がレアアースの輸出を制限した時がありました。一時レアアースの市場価格が高騰しましたが、日本の企業が代替技術を開発して、レアアースに対する依存度を下げたという出来事です。この問題について自分が考えたことを書いていきます。
レアアース代替戦略が成果 政府、異例の連携体制
「欧米の後手に回ることが多かった日本の資源戦略で、地味ながらも成功といってよい事例がある。ハイブリッド車のモーターなどに使われてきたレアアース(希土類)の代替材料の開発だ。
数年前まで大半を中国からの輸入に頼ってきたが、日本の官民を挙げた技術開発が奏功し、ここにきて輸入依存は大幅に減った。」
「多くの日本企業が窮地に立たされるなか、自動車大手はハイブリッド車向けに新型磁石を即座に採用。家電各社もエアコンや洗濯機のモーターをフェライト磁石などに相次いで切り替えた。
こうして脱レアアースが一気に進み、12年の日本のレアアース輸入量は前年に比べほぼ半減。価格も大幅に下落し、市場は落ち着きを取り戻した。」
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