組織とは、例えば企業の組織では、何か新しい制度を導入しようとか、新しいことをやろう、と言うと何かと抵抗があるものです。
これはいいがあれは変えては駄目だとか、その組織に在籍する人間からはいろいろと理由をけられては結局新しいことを始めようとしても頓挫してしまうことも多いのではないでしょうか。
人間や生物というのは、基本的には未知のもの、自分の知らないものには恐怖心を抱くものです。これは、生物が人間が、現在まで生き残ってこれた理由のひとつなのです。
このような感覚があるからこそ、現在の人間の繁栄があるのであり、恐怖心というのは生き残るうえでは必要な感覚ではあります。
ですが、これがいきすぎると何もできなくなってしまうのも事実です。
そのことで最近読んでいた『ザ・ゴール』という本の中に自分が今まで考えていたことと絡んでくるところがあったので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。