以前から考えていたことがありました。「もし、あの時から本を読んでいなかったら今はどうなっていただろうか」と。というのは、人間一人の人生を今までの世界から別の世界に分岐させるのに非常に重要なものではないかと思うからです。
このことは以前から何度も自分なりに考えたり、シミュレーションしたりしていました。「もし大学時代にあの本に巡りあわなかったら、今頃新卒で入った飲食業の会社で将来に絶望しながら仕事をしていたかもしれないなぁ」とか
「もし本を読む習慣がなかったら、今でも恐怖感で嫌々ながらも上司に諂って仕事をしていたかもしれないぁ」とか
「もし本を読む習慣がなかったら、今頃『人間』として生き方を放棄せざるを得なかったかもしれないなぁ」
と考えたりもします。
今回の記事のタイトルは『「読書をしない世界」と「読書をする世界」との違い』ですが、今回はこのことについて以前から考えていたことを書いていってみます。