最近は、エリク・ブリニョルフソンとアンドリュー・マカフィーの『機械との競争』と井上 智洋さんの『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』を読んでいました。
どちらも、最近よく話題にされる人工知能とかコンピュータとかロボットなどの最先端の機器について書かれているという点で共通していますが、以前からこの本を読みたいと思っていました。
この二つの本を読み進めて気づいたことがありました。それは今回の記事のタイトルとして書いた『チェス盤の法則と睡蓮から考える現代のコンピュータの指数関数的成長について』です。
以前から疑問に思っていたというか、なんとなく頭の片隅には残っていました。
チェス盤の法則とか睡蓮が池の半分を埋め尽くした後のこととか、要は数を倍にしていくとどうなってくかということです。
自分の中では、「なんとなくのかけ算のおもしろさ」ぐらいの認識しかありませんでした。ですが、なぜ最近こういった例え話をよく目にするのかが本書を読むことで段々とわかってきました。
今回はそのことで思ったことを書いていってみます。