前回は以下の過去記事で「あるべき姿」の重要性について書きました。
あるべき姿が設定できないと、真の解決すべき問題を見つけること難しいようです。
ではあるべき姿とはどう設定していけばいいのか、ということについて、『問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」』に書かれていることを今回書いていってみます。
「あるべき姿」とは経営理念やビジョン、個人の「想い」も重要
一般的に企業においてあるべき姿というと、
- 「売上を上げるためにもっと営業を強化する必要がある」
- 「この製品の技術力じゃあ競合にはもう勝てないから、この事業は切り捨てよう」
と言われるような客観性、論理性が必要とされる場面などのイメージがないでしょうか。