経理や事務の仕事では、Excelのシート内にある表を加工することが多いかと思います。
このような状況で特定の値を検索する時にCtrl+Fで表示される検索ボックスを使う時があったりするでしょう。その検索ボックス内に検索したい値を入力し、「次を検索」を押下します。
すると目的の値がシート内に存在していれば検索でき、目的の値が存在するセルにカーソルが移動します。通常は何らかの「文字」を使って検索することがほとんどかと思います。
しかし、何らかの色を使って検索したい、という時はないでしょうか。そもそも色でセルを検索できるという方法を知らない人もいるかもしれませんが、Excelではそれができるのです。
例えば業務の都合上、削除対象のデータやコピー対象のデータが文字列や数値では区別できない時もあるかもしれません。
そのような時に色がついているセルは何らかの目印で、そのセルがあるデータであれば処理対象にできる、という場合もあるでしょう。
このような処理をVBAで自動化したいと考えた時にそれができる方法がある、それができるコードが存在するということです。
今回はセルの色で検索するVBAのコードについて書いていきます。