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知識の倉庫の整理

ここでは今まで学んできたことや考えたことなどを整理、記録していきます

今後は知識の製造業やゲシュタルト構築という発想が必要ではないだろうか

近年の日本は、シャープに対する鴻海精密工業からの買収受け入れ案の是非、

ここ数年のソニーや東芝のリストラ、他の企業などの経営状態を見ると、あまり

良いニュースを見ることができません。


これらの情報だけを見ると「日本のものづくり」に対する力や期待が段々と下が

ってきているような気がします。


ものづくりに関わるのは製造業といった企業だけがするものだと考えがちですが

、はたしてそうでしょうか。


このことで以前から書いてみたいことがあり、良い機会だと思ったので書いてい

ってみます。

「知識の製造業」という発想

以前『圧倒的な価値を創る技術[ ゲシュタルトメーカー] 』という本を読んでみ

た時のことです。


本書は苫米地英人さんが書いた本で、簡単に説明すると、苫米地さんから見た日

本経済の現状や、個人が今後どうしていくべきかといったことが書かれています。


その中で衝撃を受けたのが次の文章です。

p.51

私の言う製造業は、お役所が使う狭くて古くさい意味での製造業ではあり

ません。現代の製造業は、物理空間で形あるものを作り出す仕事だけをさ

すのではないのです。ソフトウェア開発や本の編集のように、情報空間で

のものづくりも当然含まれます。


私の考える製造業は、前述したゲシュタルト構築そのものです。ばらばら

に存在するものを統合して、新たなゲシュタルト=全体を創り出すこと。

すなわち、付加価値を生み出すこと。現代の製造業の範囲は、そこまで広

げて考えるべきでしょう。

ソフトウェア開発や本の編集のように、情報空間でのものづくりも当然含

まれます。

なるほど、この発想はありませんでした。「情報空間でのものづくり」という言

葉は自分にとって新しい概念でした。


そもそも日本ではそういったものは「情報サービス業」といったものに含まれます。

そのため「製造業」という発想は、この本を読むまでは全くありませんでした。


本書のこの文章から「知識の製造業」という言葉が浮かんできて、

「そうか、知識でも『ものづくり』ができるんだな」と思わされました。

「情報を生産する」という発想

以下の記事は自分が読者登録させていただいている「世界は逆説でできている」ブ

ログさんの記事です。今後の生き方について毎回示唆に富む文章を更新されていて

いつも勉強させていただいています。

消費者でいることに、慣れない - 世界は逆説で出来ている。

その中で以下の文章を引用してみます。

情報を生産しようということ。


情報とは、価値ある情報を発信して、

何らかの生産(価値)をしていくということ。

自分が今回伝えたいことが書かれていたので引用させていただきました。


今までは自分の考えに躊躇していましたが、他にもこのような考えを持っている

方がいるのを知ることが出来て嬉しく感じました。


ある国が成長していく過程において、国は発展途上国から新興国、先進国と進歩

していきます。


国内の産業も農業を中心とした第一次産業、次に工業を中心とした第二次産業、

そしてサービス業や高度な知識が必要となる第三次産業と変遷していきます。


日本は現在、世界の中でも先進国と言われており、実際に政府の統計でも第三次

産業が過半数を占めています。年度が経つにつれて第三次産業の割合は増え続け

ています。


このブログでは以下のような過去記事も書いてきました。

今までのようなモノを扱う製造業では、今後生き残っていくのは厳しいでしょう。

世界の国々との競争において、高度な製造業でない限りは、価格競争にさらされ

てしまいます。


それらを避けて、今後生き残っていくためには、モノを扱うのではなく、「知識」

を扱い、それを高度に組み立てていく、という発想が必要なのではないでしょうか。

まとめ

知識の製造業や情報の生産というとどういったものなのか。例えば『圧倒的な価

値を創る技術[ ゲシュタルトメーカー] 』から引用した文章の中に書かれていた

ソフトウェア開発や本の編集という選択肢が挙げられます。


他にもプログラミングとか、デザインなどが考えられます。最近政府が小中学校

でプログラミングを必修化させましたが、上記のような時代の流れが背景にある

のでしょう。


自分が読者登録させていただいてる以下の「つれづれ日記ー逝春抄ー」ブログさ

んはまさに時代を先取りしているのではないでしょうか。
つれづれ日記ー逝春抄ー


他にも他の方や自分が書いているこのブログのように、「ブログを書いて何らか

の情報発信をする」というのも「知識の製造業」とか「情報を生産」していると

言えるのではないでしょうか。


いろいろと選択肢はあると思いますが、今後一人ひとりが生き残っていくには

「知識」の利用が求められてくると思います。