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知識の倉庫の整理

ここでは今まで学んできたことや考えたことなどを整理、記録していきます

企業があれほど懇親会や飲み会、長時間労働にこだわる背景について思うこと

「機能体組織が共同体化していることの現れ」ではないかな、思います。 今の時期は会社の入社式を済ませたところも多いでしょう。それに伴い新入社員同士で飲み会をした所も多いのではないでしょうか。 今回の記事のタイトルは『企業があれほど懇親会や飲み…

戦後の石炭産業の衰退は、環境への過剰適応が原因という見方について

今回は以下の過去記事の続きとなります。 旧日本帝国陸海軍がアメリカに負けた理由は機能体組織が共同体化したからということについて - 知識の倉庫の整理 現在世界では様々なエネルギー源が取引されています。例えば天然ガスとか石油、最近では太陽光発電な…

組織構造のコンティンジェンシー理論と組織を学ぶうえでの知識背景について

今回の記事を書くまでに堺屋太一『組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか』についてここまで以下の3つの記事を書いてきました。 組織の盛衰における共同体組織(ゲマインシャフト)と機能体組織(ゲゼルシャフト)について - 知識の倉庫の整理 豊臣秀吉が朝…

旧日本帝国陸海軍がアメリカに負けた理由は機能体組織が共同体化したからということについて

今回は以下の前回の過去記事の続きです。 豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った理由は組織面から機能体組織を進めすぎたため - 知識の倉庫の整理 前回は堺屋 太一さんの『組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか 』から、日本の戦国時代の織田信長の成長と豊臣秀吉の…

豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った理由は組織面から機能体組織を進めすぎたため

今回の記事は以下の前回の過去記事の続きとなります。 組織の盛衰における共同体組織(ゲマインシャフト)と機能体組織(ゲゼルシャフト)について - 知識の倉庫の整理 前回は堺屋太一さんの『組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか』から組織には大きく分…

組織の盛衰における共同体組織(ゲマインシャフト)と機能体組織(ゲゼルシャフト)について

「へー」思わず唸ってしまいました。最近は堺屋 太一さんの『組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか 』を読んでいました。 本書は1993年の4月に第1版第1刷が発行されており、2017年の現在からは20年以上も前に書かれています。 しかしその内容は現在の社会…

ビジネスプロセスの複製の利点と属人化の弊害から思うこと

「あぁ・・・、そうだよね、優秀な所はやっぱりやってるよね・・・。」というのが最初読んだ時の感想でした。 最近はエリック・ブリニョルフソンとアンドリュー・マカフィーの『機械との競争 』を読んでいました。 この本は今後の技術の進歩において、技術の…

『異端者の時代―現代経営考』から考える川上から川下までのビジネスプロセスの再構築という発想について

最近は大前研一さんの『異端者の時代―現代経営考』という本を読んでいました。この本は1994年頃出版されたもので、1994年というと日本においてバブル崩壊が起こってしばらく経っているという状況です。 そのような状況での出版なので、バブル崩壊による日本…

財団法人で働いて気付いた非営利組織の裾野の広さと大学生の公務員志望の理由

このブログでは、自分が以前外資の会社で経理の派遣社員として働いてみたが、以下のように失敗したといった感じの記事を書きました。 派遣契約と休業補償 - 一度契約したら簡単には中途解除できません - 知識の倉庫の整理 外資系企業に派遣社員の経理として…

なぜスピード経営は重要なのか━ファーストムーバー・トップシェアの法則

中小企業診断士2次試験を受ける少し前にとある疑問を持った時がありました。それは、 「なぜ権限委譲は重要なのか?」 例えば社長に権限が集中していたとして、それを下の層の人間に権限委譲することによって意思決定が迅速化され、売上や利益を上げられるよ…

なぜIT業界は長時間労働、激務なのか━労働集約型産業の問題点

「下請け」というとどんなイメージがあるでしょうか? 下請けとは元請から仕事を引き受けること、というのが辞書的な意味になりますが、下請けというと建設業界やIT業界をイメージする人もいるかもしれません。 一般的に「3K職場」と言われたり、とにかく仕…

労働集約産業、資本集約産業から知識集約産業へ━今後個人が生きていくうえで必要なもの

今回の記事のタイトルは「労働集約産業、資本集約産業から知識集約産業へ━今後個人が生きていくうえで必要なもの」です。 このネタはかなり暖めてきたものの中のひとつです。いつかこのことについて書こうと思っていました。 このブログでは以下のような過去…

CRMにおけるコールセンターの役割と重要性について

今回は以下の過去記事の続きです。 なぜCRMという技術や概念が出てくるようになったのか - 知識の倉庫の整理 CRMを生かすSFAの有効性とその背景にあるナレッジマネジメントという考え方について - 知識の倉庫の整理 CRMにおいて重要なのはマーケティングです…

CRMを生かすSFAの有効性とその背景にあるナレッジマネジメントという考え方について

今回は以下の過去記事の続きです。 なぜCRMという技術や概念が出てくるようになったのか - 知識の倉庫の整理 過去記事ではCRMを有効に活用するには、収集した顧客データを各部署ごとに共通するコードで採番すると望ましいといったことを書きました。 加えてC…

なぜCRMという技術や概念が出てくるようになったのか

最近『CRM―顧客はそこにいる (Best solution)』を読み始めて2週目が終わりました。 1周目を読み終えたときは、難しい言葉や言い回しが結構出てきたのでなかなか頭に入ってこなかったのですが、2週目に入るとなんとなく本書の中身がわかってきました。 今回は…

企業の成長には権限委譲か?それとも権限集中か?

いろんな企業の本を読んだり、実際の事例を見てみると、「現場にこのように権限を委譲したから上手くいった」とか、 「あまりに権限を分散させすぎてコントロールが利かなくなってしまったので、本社に権限を集中させるようにした」といった言葉をよく目にし…

顧客関係性の進化━購買のエージェントから共創のパートナーへ

物事には周期があると言われています。例えば「四季」というものがあります。春・夏・秋・冬のあれです。 時間が経つごとに一定の間隔でぐるぐる回っていくイメージでしょうか。 ですが、もっと長いスパンで物事を見てみると、一見すると同じように変化して…

顧客関係管理(CRM)や情的資本の重要性の認識

ここ1ヶ月は新しい会社での引継ぎなど慌しさがありました。ですが、その中でなるべく時間を確保して「企業の成長に関する本」を読むようにしていました。 ここまで何冊か読んできたのですが、自分の中で何らかの共通点が見えてくるようになってきたので、今…

デル株式会社の成長過程━組織・人事面

今回は以下の過去記事の続きです。 デル株式会社の成長過程とその考察 - 知識の倉庫の整理 デル株式会社は創立から2000年ぐらいまでは急速に成長してきました。今回はデルの「組織・人事」の面に焦点をあてて書いていきます。 企業の事例を深く掘り下げる理…

デル株式会社の成長過程とその考察

今回は以下の過去記事の続きです。 『デルの革命―「ダイレクト」戦略で産業を変える』を読んでみて - 知識の倉庫の整理 前回はデル株式会社がどうやってできたのかという、多くの人にとってパソコンで馴染みがある企業について書きました。 今回はそのデル株…

『デルの革命―「ダイレクト」戦略で産業を変える』を読んでみて

マイケル・デルという人物とデル株式会社について 『デルの革命―「ダイレクト」戦略で産業を変える』の構成 デル株式会社が生まれるきっかけ あわせて読みたい マイケル・デルという人物とデル株式会社について p.9私は高校の卒業資格を郵便で取り寄せよう…

「あるべき姿」は実在する企業から見つけるという方法━Dell(デル)という会社について

以前以下の過去記事で「真の問題」を解決するには「あるべき姿」の設定が必要、といったことを書きました。 「真の問題」を解決するには「あるべき姿」の設定が必要 - 知識の倉庫の整理 自分で書いておいてなんですが、「じゃあ具体的にあるべき姿ってどんな…

企業の「あるべき姿」の設定と、それに伴う問題への対処法について

前回は以下の過去記事で「あるべき姿」の重要性について書きました。 「真の問題」を解決するには「あるべき姿」の設定が必要 - 知識の倉庫の整理 あるべき姿が設定できないと、真の解決すべき問題を見つけること難しいようです。 ではあるべき姿とはどう設…

なぜ企業は合併するのか?その理由やメリットは?

自分は企業の合併ついて以前から疑問に思っていたことがあります。なんで合併するのかなと。 例えば、2002年に第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の合併によって成立したみずほ銀行。2012年に新日本製鐵が住友金属工業を吸収合併して新日鐡住金が成立した…

銀行の手数料と利息の問題点━小口決済市場の多様化

今回は前回の続きです。前回は以下の過去記事になります。 ITバブル崩壊や銀行合併時の『若手行員が見た銀行内部事情』からわかる現実 - 知識の倉庫の整理 前回は「利息」と「手数料」が、銀行が収入を得る方法の中の2つであり、これが他社と差別化できず価…

ITバブル崩壊や銀行合併時の『若手行員が見た銀行内部事情』からわかる現実

少し前から銀行というものに疑問を持つようになりました。何が疑問かというと、銀行で働く人たちは実際どういう仕事をしているのか?なぜ激務なのか?なぜ銀行という非常に安定していそうな所を辞める人が多いのか?などなどです。 銀行で働く人に対するイメ…

早くキャッチアップされる理由は日本企業が人材養成バンクになっているから

今回は以下の過去記事の続きです。 キャッチアップのされやすさを先発優位性と後発優位性から理解する - 知識の倉庫の整理 前回の記事から韓国や中国、新興国などの国々がなぜ日本企業に早くキャッチアップできるのか、というのを「先発優位性」「後発優位性…

キャッチアップのされやすさを先発優位性と後発優位性から理解する

なぜ日本は今のような状態で、なぜ価格競争に陥ってしまったのだろうか、なぜブラック企業が増えて社員は長時間労働を強いられるようになっていったのだろうか、と考えることがあります。 価格競争によって何が起こるのか サムスンとシャープ 先発優位性と後…

企業間競争の激化で価格競争に陥った場合、社員にどう影響するのか?

なぜ今日本がこういった状況なのか?昨今非正規の増加や消費税の増税が不安視されています。その理由というのを過去記事でも触れてきましたが、今回はより俯瞰的に書いていってみよかと思います。 不況に至るプロセス 結論 あわせて読みたい 不況に至るプロ…

『クリティカルチェーン』から考える下請け業者が価格競争を回避して入札を得る方法

ここ最近は『クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?』という本を読んでおりその中で感心したことがあるのでつらつら書いていきます 他社より早く仕事ができることが競争優位性につながる 他社より早く仕事ができることが競争…

『ザ・ゴール』からわかる組織が変化に抵抗する5つのパターン

今日読んでいた『ザ・ゴール』という本の中に自分が今まで考えていたことと絡んでくるところがあったので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。 組織が変化に抵抗する5つのパターン 「組織を変える」ということに対する自分の考え あわせて読…